審美治療は、白い歯を入れて、見た目をきれいにするだけではなく、口腔内の健康および、精神面も健全な状態に導く効果があります。主な治療として、差し歯、ホワイトニング、特殊義歯の使用、インプラント治療なども含まれます。
その中で、自宅でできるホームホワイトニングを紹介します。
ホームホワイトニング
ホームホワイトニングの利点・欠点
利点)
・自宅で自分自身で漂白処置を行う事ができ、来院回数・時間が短縮できる。
・歯が白くなることによって、審美性の向上が得られる。
欠点)
・使用方法を誤ってしまった場合などに知覚過敏を引き起こす。
・漂白効果が数日経ってしか発現しない。
・治療期間中に着色物摂取や喫煙を制限しなければならない。
・部分的な変色には対応できない。
・1〜2年で後戻りが見られる
Q&A
Q1:歯はどうして白くなるのか?
A 液体に含まれる過酸化尿素は唾液にふれると過酸化水素と尿素に分解され、その過酸化水素には着色物を酸化・分解し漂白作用を現すためです。
Q2:ホワイトニングは体に害はないのか?
A 用法・用量を正しく使っていただければ、ほとんどありません
使用方法
※まず歯磨きをして、歯の汚れを落としておきましょう!
1.カートリッジに専用チップをとりつける
2.ホワイトニングする歯の部分に液を入れる
3.マウスピースを装着し、2時間つけたままにする
(マウスピース装着中、少量ならお水を飲むことができます)
4.2時間後、マウスピースをはずし、水洗いしてケースに保存する
5.1日2時間を2週間継続して行う
- 注意 -
・マウスピースの破損の可能性があるので、寝ているときに使用されないでください
・2時間以上使用しても、効果は変わりません
・着色物(緑茶、ワイン、コーラ、コーヒー、カレー、煙草など)を避けてください
・酸を多く含む食べ物(グレープフルーツ、梅干しなど)を避けてください
・色の変化には個人差があります